1つは『新世紀 エヴァンゲリオン』で、うなじ部分に人間が入っているという着想は、おそらくここから来ているのかと推測されます。
※このページは、直接「巨人」とは関係ありませんので、興味のない人は、読み飛ばしてください。
そして、もう1つは『風の谷のナウシカ』の「巨神兵(きょしんへい)」です。
1000年前に産業文明を崩壊させた「火の七日間」で世界を焼き払ったといわれる巨大な人型人工生命体
ウィキペディア 巨神兵 より
このシーンのクロトワの言葉:「腐ってやがる。早すぎたんだ」は、とても印象的なセリフです。
ちなみにこちらは、庵野作品「巨神兵東京に現わる」です。
巨人と巨神兵。
ただ単に姿が大きく、腐ってしまうというところが似ている…と、まぁそんな安易なものではなく、もっと奥の方、底の方でつながりがあるような気がします。
といっても、アニメをやっている人で、宮崎作品や庵野作品の影響を受けていない人なんて、音楽をやっている人でビートルズやエリック・プラクトンの影響を受けていない人と同じように、ほとんど皆無だと思いますが…。
【滅亡の書において、その名の由来は「光を帯びて空をおおい死を運ぶ巨いなる兵の神(おおいなるつわもののかみ)」とされている。
ナウシカの時代では、一般に世界を破壊した最終兵器という扱いで伝承されているが、巨神兵の本性はその名の由来の通り、旧世界の文明が、あらゆる紛争に対処すべく生み出した「調停者」にして「裁定者」であった。
行き詰まり、自らの問題を解決できなくなっていた旧世界文明にとっては文字通り「神」の役割を持つ存在であった。
巨神兵の真の役割が兵器ではなく「裁定者」であったことから、「火の7日間」も巨神兵が兵器として使われたというよりも、巨神兵が荒廃した人類社会を「裁定」した結果であることが示唆されている。
「火の7日間」以前の世界を知る者(シュワ墓所の主)からは「巨神」や「世界を滅ぼした悪魔」と呼ばれている。】
同ウィキペディアより
ちょっと、『風の谷のナウシカ』の単行本の内容を覚えていないので、なんとも考察しようにありませんが、興味のある方はこちらのチェックされるとよりしいかと思います。
※巨神兵に関してくわしくわかるのは、アニメではなく、単行本の方です。
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