巨人の生態 4 ~巨人は「何」をもって、人間を人間と判断しているのか?

巨人の生態 の疑問の1つに、捕食対象が人間(もしくは、人間が入った巨人)のみということがあげられます。



たんに巨人の食の嗜好性として、人間のみを捕食するというのはかまいません。
ただ、どうやって他の動物と人間を区別しているのか?また、生きた人間と死んだ人間をどのようにして区別しているのか?という疑問や謎は残ります。


巨人の生態 2 ~なぜアルミンは食われなかった において、巨人は視覚でもって人間を判断していると推定しました。


しかし、もしかしたら、それは目で見ているのではなく、目でニオイを嗅いでいるのかもしれません。
※この辺は論理的にハチャメチャな感じなので、話半分以下に読み流してください。

あきらかに「目」を持ってして、なにかを察知しているようには見えます。
しかし、それは「視覚」ではなく、「嗅覚」なのかもしれません。

生きている人間から発する臭いを頼りに、生きている人間のみを捕食するというのならば、アルミンが食べられなかったことも、一応合点がいきます。
※アルミンは、巨人の口の中からエレンに放り出された時、巨人の体液(唾液)で、体中ベチャベチャの状態だった。ゆえに、人間臭がなかったと考えられる。

それでは、生きている人間から発せられるニオイとは何か?

それは「酵母」ではないかと、推測されます。
ある種の酵母入りの食べ物(=パン)を食べている人間からのみ、巨人がかぎ分けられる特別な臭いが出ているのです。

それがどのような仕組みになっているかはわかりかねますが、「臭い」によって巨人が判断しているというのは、目視よりも話の辻褄が合いそうです。

また、この人も伏線になっている可能性があります。


ミケ・ザカリアス
その嗅覚は並外れて鋭く、巨人の存在も臭いで知ることができる。

ウィキペディア より

ミケが巨人の存在を嗅覚によって知ることができるのであれば、巨人も人間の存在を嗅覚によって知ることができたとしても、物語上の問題はないでしょう。


※参照  【進撃の巨人】巨人が人間を襲うのはパンが原因!?【考察】

以下、上の参照より

【巨人は単純に臭いに反応していると思ってた
酵母にカラクリがありそうな気はしてる


人間が酵母を体内に取り込むと呼気に何らかの成分が含まれるんじゃないのかなーと思った
より多くの人間のいる所に向かうという習性や死体に反応しないという習性もそれっぽい筋は通った…ような気はする


(1)人間か他の動物かは
・人間だけが食べるもの(酵母と一緒に保存した食物)で識別される
・あるいは他の動物が食べても影響ないが人間だけが取り込むor変化させる酵母の成分で識別される
(2)生きてるかどうかは
・呼吸しているかどうか(=酵母の成分を出しているかどうか)で識別

なら巨人が「他の動物ではなく人間だけ」「それも生きているものだけ」を見分けられるし、濃度でどこにたくさんいるかわかる


逆に酵母が反巨人化作用あってワクチンが酵母無効にするやつだったりして


巨人は恐怖とか怒りとか悲しみとか
そういったマイナスの感情に反応するんじゃないの?
今の所、気絶した奴や放心状態の奴が食べられた描写ってなかったと思うし
エレン喰われた時もアルミンが無事だったしさ

でもアルミンは序盤で「今日巨人来るかもよ」的な事言ってたから
単に巨人側の人間だから喰われなかったってだけかもしれないけどさ 】

以上転載終了


食文化の違いにより、その民族に独特の臭いがあることは、昔からいわれていることです。
「肉くさい」「乳くさい」「チーズくさい」「キムチくさい」「味噌くさい」…などなど。
それらの臭いは、異民族には敏感に感じ取れますが、同じ民族ではわかりません。

魚が自らの臭いを魚臭く(生臭く)感じないように、人間も自らの人間臭さを感じていないだけで、巨人は人間独特の人間臭というものを感じているのかもしれません。




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