獣巨人一族は巨人を作り出す術を持っており、人類は巨人の材料。
但し巨人どうしでも獣巨人一族はライベル側とは異なる勢力。
夜間活動が可能で耳が特徴的なユミル・エレン(獣襲来時に夜間巨人化を試みている。エレンは表紙)は獣巨人側の技術で作られた巨人成功例。
ただしユミル・エレンは違うルートで流出した技術により巨人化しており、獣巨人一族の知る由かは不明。
獣巨人一族は北欧神話では「神」側。
ライベル側の巨人は北欧神話では「ヨトゥン」側。
獣巨人は少数派だが巨人を作る技術がある。
一方、ライベル側は巨人になれる人間はいるが巨人を増やす技術はない。
ユミルとエレンは北欧神話の「ロキ」という立場を演出するキャラ。
ライベル側「ヨトゥン」が滅ぼしたいのは本当は人類ではなく獣巨人「神」側の存在。人類はあくまで獣巨人「神」側に生かされているだけだが、滅べば獣巨人一族の増援はない。
しかしループというより、コミックス表紙の世界観に「ならないように」誰かが立体起動装置の金具から意図的に操作しているように見える。
金村 健介 さんの考察
なるほどです。
つまり、敵対の構図は
猿型の巨人(獣の巨人) VS ライベル側の巨人
ということです。
そして、重要なのは、 ユミル巨人 の存在で、これは猿型の巨人側。
ウドガルド城で、巨人たちと戦っているので、ユミル巨人側(ユミルの民)は猿型の巨人と敵対する勢力かと思っていました。
しかし、ウドガルド城では、不本意ながら巨人化し、巨人たちと戦わざるをえなかった…と考えると、かえってユミル巨人は、猿型の巨人の側と判断した方が妥当です。
>誰かが立体起動装置の金具から意図的に操作
エレンの立体機動装置の金具を壊したのは誰で、どんな目的だったのか?
これは大きな謎です。初めは、 アニ かなと考えていたのですが、もしかしたら ユミル が壊したのかもしれません。
よくよく見ていきますと、どうやらアニは、世界をどうこうするような大きな目的というよりも、(お父さんと過ごした)思い出の地に帰りたいというような個人的な目的が行動原理になっているような気がします。
その点、ユミルは自分のことは二の次で、大きな目的の遂行をはかっているように思われます。
ですから、
>世界観に「ならないように」
ユミルが画策した可能性は大いにあると思います。
もしかしたらユミルは、猿型巨人を通じて、 グリシャの存在 を知っていたのかもしれません。
そして、グリシャがエレンに巨人化する注射を打ったことも知っていて、上の考察のように〝世界観に「ならないように」〟エレンのベルトに細工を施したのかもしれません。
いずれにせよ、エレンのベルトに細工をした人物は、エレンが巨人化する能力を持っていることを知っていた可能性は高いですね。
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