コミック 1巻のまとめ

第1話 二千年後の君へ


エレンの見ていた夢
ミカサ「いってらっしゃい。エレン」

アニメの方では、もっとはっきりと夢の中身がわかるのですが、こちらはミカサの「いってらっしゃい」だけです。
ここだけをもって ループ説 を唱えるのは無理がありそうですね。


エレン「ミカサ…お前…髪が伸びてないか…?」

エレン「なんかすっげー長い夢を見ていた気がするんだけど」

こっちの発言は、おかしな感じが漂っているので、何か裏があっても納得できますね。

両目から流れるように涙がこぼれています。そして、

845

これだけでは、この「845」が何を意味しているのかわかりません。


エレン「で…でも、そーやって安心している時が危ないって、父さんが言ってたんだ!!」

もしかしたら、エレンの父グリシャは、巨人の襲来をある程度予期していて、エレンにそれとなく伝えていたのかもしれません。
もしくは、エレンがループ世界で一度経験しているので、直感的に巨人の襲来を予期しているのかもしれません。


エレン「一生 壁の中から出られなくても…メシ食って寝てりゃ生きていけるよ…でも…それじゃ…
まるで 家畜じゃないか…」


アルミン「王政府の方針として、外世界に興味を持つこと自体をタブーにしたんだ」

エレン「つまり王様ビビリすぎっつーだけの話だ!」

アルミン「でも、本当に、それだけの理由なんだろうか?」



超大型巨人が現れた日のグリシャ
「2つ上の街に診療だ」「船の時間だ。そろそろ行くよ」



第2話 その日



周知の通り、今から107年前
我々以外の人類は…皆
巨人に、食い尽くされた

その後、我々の先祖は巨人の越えられない強固な「壁」を築くことによって
巨人の存在しない安全な領域を確保することに成功したが…

第2話の冒頭部分、話は飛んで5年後。
※第104期訓練兵団の解散式

事実はどうだかわかりませんが、訓練兵団で勉強する「史実」は、上のようなものだったのでしょう。



・超大型巨人出現 → シガンシナの外壁にある開閉扉を破壊
・エレンの母(カルラ)が巨人に食べられる
・鎧の巨人 → シガンシナの内壁にある開閉扉を破壊



先端の壁 「ウォール・マリア」を放棄
人類の活動領域は現在我々のいる「ウォール・ロゼ」まで後退した


その時こそ諸君らは その職務として 「生産者」に代わり
自らの命を捧げて、巨人という脅威に立ち向かってゆくのだ!

「生産者」というのはなんでしょうか?
文字通りとらえれば、生きてゆくための食料を生産する人たちでしょう。
訓練兵団をはじめ、兵団=軍人は何を生産するということもなく、ただ消費するだけの「消費者」です。
それに対する「生産者」くらいの意味でしょうか。


成績上位10番以内を発表されたときのクリスタ・レンズの表情があきらかにおかしいですね。
「なぜ、自分が?」という驚きの表情に見えます。


現在公開可能な情報

1.街が壁から突出している理由

そこで王政府は、この先端の町に住む者を「最も勇敢な戦士」として祭り上げ、大衆を扇動した。

人類の領域と壁外の巨人の領域を結ぶ扉は強度が劣るため、保守派により埋められる計画があった。
しかし、「壁外への扉を放棄することは人類の復権への意志を放棄することである」と主張する革新派によって計画が阻まれてきた経緯がある。

この世界というか、国の中枢は「王政府」ということですね。
扇動して大衆を動かしているということは、他にも何か秘密裏に行っていることが出てきても不思議はないですね。

壁に対しても、いろいろと対立はあったようです。
さて、これは、保守派と革新派の双方が「壁の秘密」を知っていて、政治的な駆け引きをしたのか、単に上のような文字通りの争いであったのか、これは興味深いですね。



第3話 解散式の夜


ベルトルト「僕は憲兵団を志願するよ」
アニ「私も…だけど、あんた(ジャン)と一緒だと思われたくないわ」

訓練兵団での成績上位10位以内の者のみ憲兵団に入れます。
この段階では、ジャン、マルコ、ベルトルト、アニが入団希望の意思表示をしています。


ジャン「4年前ー巨人に奪われた領土を奪還すべく…
人類の人口の2割を投入して、総攻撃を仕掛けた…

そして、その殆どが、そっくりそのまま巨人の胃袋へ直行した
あと何割か足せば領土は奪還できたのか?

巨人を1体倒すまでに、平均で30人は死んだ
しかし、この地上を支配する巨人の数は、人類の30分の1では済まないぞ」


ジャンのこの言葉をどの程度信用していいのかわかりませんが、だいたいその当時の社会通念や一般的に広まっている事実だったのでしょう。


ハンネス「まだお前らが生まれてくる前ー
オレの家内が流行(はやり)の病気に罹った…
同じ病気で多くの人が死んでいった…
ところがある日、イェーガー先生がその抗体を持って現れて…みんな助かったんだ

お前のお父さんの行方だが…
頼りは最後に会ったお前の記憶なんだが…
何か思い出したか?」

と、ここでお父さんのことに触れられて、エレンの頭が痛みます。
そして、あの注射の記憶を頭痛の片隅に思い出すのです!

アニメ版よりもこちらの方が、筋が通っている感じですね。
時系列的に、アニメ版では無理が生じてしまいます。

しかし、コミック版ですと、超大型巨人に襲われた日から、訓練兵団に入るまでのどこかの期間(約2年間)という時間的余裕があります。


・超大型巨人 2度目の出現



第4話 初陣


固定砲と開閉扉を狙い済まして攻撃した超大型巨人。
エレンは、他の巨人と違い、超大型巨人に知性があることに気づきます。

エレン「5年前と同じだ…こいつは突然現れて、突然消えた…!!」


「悔やまれることに、最も実戦経験の豊富な調査兵団は壁外調査のため出払っている」

たまたまなのか、わざと調査兵団の壁外調査にあわせているのか?





アルミン「これ…じいちゃんが隠し持っていたんだ!
外の世界が書かれている本だよ!

この本によると、この世界の大半は「海」っていう水で覆われているんだって!!」

あきらかにこの国の中枢である〝王政府〟は、世界のことや壁の外のことを口外したくないようですね。


※参照




※引用・参照

進撃の巨人(1)

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